自己紹介

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2016年3月25日金曜日

ただの1度も創造されたことのない世界

 
 なんで物語の異世界ってどれもこれも同じくゲームな世界なの?
 
 ∧∧
( ‥)それが楽だからだよね
 
  (‥ )本当の異世界なんて
      物語で書かれても
      読めないからな
 
 というか、現実世界においてさえも、人は自分たちの知識の範疇外にある世界を理解できないのだ。
 
 いや、理解できないのではなく、めんどくさいから理解を拒絶するのである。
 
 
 ∧∧
(‥ )現実世界においてさえも
\‐  イスラム教にはシーア派と
    スンニ派があって
    実のところこれは
    ペルシャとアラブの戦争だ
    ってことを把握するのは
    非常に面倒くさいのである
 
 
  (‥ )国際情勢とテロという
      我々に実際に関わる
      深刻な問題でさえも
      人々は理解を
      拒否するのだ
      アメリカに至っては
      理解をはしょって
      手を出して
      あげくに国を傾けたわけよ

 では国を傾けたから理解が進んだか? そうはならなかった。国家を傾けてさえも理解を拒絶する。人間とは、考えることを徹底的に回避する動物なのだとも言える。
 
 命がかかっている現実の問題でさえ、この有り様。

 なれば、現実逃避のために作られた物語の中で、本気の異世界なんか見せられたらもはや誰も読まないだろう。
 
 ∧∧
(‥ )でもRPGの世界なら
\‐  誰もが知ってるからね
    いちいち説明しなくても
    良いのである
 
  (‥ )それを考えると
      RPGって偉大だよな
      誰もが共有できる
      便利な別世界を
      普及せしめたのだからな
 
 娯楽だからゲームの異世界は普及した。そして後続の作品群が誰もが知る異世界として、その舞台をなぞるのは当然の事であった。

 そもそもゲームの異世界自体、もっと以前にあった、すでに皆に受け入れられていた神話や物語の焼き直しなのである。つまるところ、人の世において異世界など一回も創造されたことがないと言うこともできよう。
 
 
 ∧∧
( ‥)頑張った事例自体は
    あるんですけどね
 
  (‥ )そうだけど
      例外の累積で
      現実は語れぬでな
      頑張った事例を
      個々に述べても
      状況は覆らないよね

 
 
 

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