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2012年9月2日日曜日

超光速ハーレム

 
 
 ∧∧
(‥ )何の取り柄もない主人公が
\–   もてまくるハーレム設定が
     はやるのはなぜか?
 
  (‥ )理論的根拠もなく
      超光速がこの世界では
      実現してます、という
      SFのご都合主義設定と
      同じだろ?
 
 その原理と社会的インパクトをいちいち説明していたら、それだけで1冊の本が書ける分量になってしまうから、この巨大な枝葉末節をご都合主義に省く、いや省け。
 
 ∧∧
( ‥)意味も無くもてる主人公と
    超光速は同じですか
 
  (‥ )本当にまじめに考えれば
      光の速度を越えて人類が
      自在に宇宙を往来してるって
      現実をどこまでなめくされば
      気が済むんだお前は? って
      いう無知無茶ぶりだろ?
      それと同じだよ
      笑って流すべき
 
 事実、そんな無知無茶ぶりがないと物語が進まない!!
 
 ∧∧
(‥ )でもスターウォーズで主人公が
\–   宇宙を往来しても怒る人は
     そうはいないけども、
     ハーレム設定には眉を
     しかめる人、多いですよね
 
 (‥ )人間は繁殖をめぐって果てしない
     競合の中にいるからな
     他人からの評価、異性からの評価
     ライバルである同性の評価、
     現実と実力を見極めるように
     進化してきたから、もてもて
     ご都合主義は不相応な不正を
     見ているのと同じで、
     許しがたいのじゃないか?
 
 必要な嘘を通り越して不快に感じるという状態、たぶん。
 
 ∧∧
( ‥)でも、その競合こそが
    大量の子孫を残して
    適応度をマックスまで増大させ
    たい!! という渇望を、
    ハーレムという答えを
    生むのですよね
 
  (‥ )要求と蔑視が共通の基盤から
      出ているわけで、
      怒りと誘惑が紙一重なのよな
 
 嫌ってる人も、その魅惑の可能性に誘惑されうるから嫌うのだ。だが、魅惑されるにしても、小骨がひっかかるような違和感があるから、この小骨を抜け!! という当然の要求。
 
 ∧∧
( ‥)主人公がもてるようになる
    その過程をきちんと描け、
    と言われたらどうします?
 
 (‥ )それさ、ワープ機関建造物語
     といってるのと同じよな
     たぶん面白くないぞ
 
 あるいは面白くするのは至難の業。
 
 
      
 
 
     

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